今日の聖教新聞  2008・2・20

★名字の言

▼春へ向けて、若い人たちの新たな進路が決まる季節だ。思い通りの道を進む人もいれば、残念な結果に終わる人もいる。人生には試練はつきものだが、大事なことはピンチの時に苦難とどう向き合うかだ

▼目の前に現れた困難の壁が大きいほど、人は瞬間、ひるむ。アフリカ・ボツワナで、高い心の壁を見つめていたアーネスト・ダルゴー氏もその一人だった。2001年当時、ボツワナHIV感染率が世界で2番目に高く、危機に直面。国家プロジェクトとしてはアフリカ初のエイズ対策が決まり、同氏が責任者に選ばれた

▼失敗すれば、アフリカのエイズ対策は遅れる。その重圧を越え、課題に挑戦。大量の医師の配置、薬や資金の調達を図った。約4年後、対策の効果が表れ、エイズ救済のビジネスモデルとして高く評価されるまでに(『アーネスト・ダルコー』NHK出版)

▼氏が難題を前にして自身に言い聞かせる言葉は「不可能なことはない」。どこまでも希望を捨てない生き方だ。これがだめでも何か道はある。考えに考え、執念を持ち行動し続けることだ

▼「青春時代の苦労こそ、不滅の財宝」と名誉会長は創価女子短大生につづっている。苦労こそ喜び、苦労こそ誇りと、負けじ魂でわが道を開こう。( 弓 )

★ブラジルの輝ける2都市 ジュアゼイロ・ド・ノルテ市 ブラガンサ・パウリスタ
 池田SGI会長に顕彰状
 市議会議長「文化と教育で平和を構築する貴殿を讃え」

★わが友に贈る
 友の幸福を
 真剣に祈れば
 励ましの智慧が涌く!
 友に尽くす行動に
 偉大な人間革命がある!