きょうの聖教新聞  2008・2・21

★名字の言

▼「信心のおかげで、毎日が充実しています」。座談会の席上、先月、入会した青年の言葉に、盛んな拍手が送られた

▼紹介者は女子地区リーダー。彼女は軽度の知的障害と戦っている。養護学校を卒業後、パン屋に就職。運転免許の取得では、教材に仮名を振り、懸命な祈りと猛勉強で苦手な学科試験に挑戦。なんと25回目で合格した

▼現在、パンの移動販売を担当。職場になくてはならない人材だ。困難にひるまぬ強い心と朗らかな人柄。その人格に触れ、同僚の友は「私も変わりたい」と、入会を希望した

秋田県の伝統工芸・樺細工の第一人者である小柳金太郎氏は、材料の樺の木を、こう語る。「厳しい気候の中で育ったものほどええのだスな。育った条件が悪いほど、樺の繊維が硬く、細かくてな、弾力もあるのだスな。表面の皮を削っていくとええつやが出てきまスわ」(野添憲治著『みちのく職人衆』)。困難な環境で育った木々ほど、極上の風合いを、かもし出すという

▼人もまた厳しい環境を嘆くだけでは、何も生まれない。自らの環境と、どう向き合い、それをバネとして飛躍していくか。自分らしく、たえず「より善くなっていく」自身の戦いの中にこそ、極上の人生は」紡ぎ出されていく。( 開 )

★広宣の母の功徳は三世まで
 3・16を記念 名誉会長が婦人部に和歌

 崇高な
   広布の母の
      偉大さは
    無数の仏天
      厳と護らむ

 広宣の
   母と呼びなむ
       三世まで
     広布の功徳は
        輝き光らむ

 あまりにも
    健気な母の
       歩みゆく
      尊き姿に
        熱き涙が

★わが友に贈る
 一点突破で
 破竹の前進を!
 一人の勇気
 一人の勝利から
 活路を開くのだ。