きょうの聖教新聞  2008・5・29

★名字の言

▼文豪・吉川栄治氏は、自身を「校訂癖の持ち主」と述べている。毎日の新聞原稿でも「せっかく組ミの出来ている版へまっ黒なほど筆を入れる」。単行本にする際にも「また訂筆する」と。「ただ気がすむまでの精進をしているつもりなのである」とも(『随筆 私本太平記』)

▼文豪に携わる者にとって当然の作業かもしれないが、氏が日本の誇る大作家たり得た一因には、人一倍の“校訂癖”があったともいえよう。後世に残る仕事をする人は、さらなる高みを目指し、挑戦を繰り返すものだ

▼先日の本部幹部会の席上、新しい創価班歌・牙城会歌が発表され、会場は沸いた。全国の創価班・牙城会メンバーからも、大きな喜びの声が寄せられているという。新しい歌は、これまでの歌詞に、池田名誉会長が新たに筆を入れ、何度も推敲を重ねたものだ

▼どうしたら友に、もっと勇気と希望を贈れるかー名誉会長の激励の挑戦に、妥協や自己満足はない。それが証拠に激励は、一度や二度でなく、徹底して繰り返される。詩で、和歌で、メッセージで、スピーチで・・・・

▼師の限りない励ましに、青年部のさらなる奮起を期待する。とともに、師の心をわが心とし、同志に最大限の応援を贈る続けていきたい。( 道 )

創価の女性こそ平和の模範
 ブラジル 池田香峯子SGI夫人に栄誉 メスキッタ市から名誉市民証

★わが友に贈る
 「強敵を伏して
 始めて力士をしる」
 挑戦の青春を!
 困難こそ
 成長のチャンス!