きょうの聖教新聞  2008・6・12

★名字の言

釈尊の弟子である須梨はん特の有名な故事。自分の名前を忘れほど物覚えが悪く、仲間からも見放された。しかし、師の教え通りに修行を積み重ねた末、悟りを開き、成仏できた

▼一方、日蓮大聖人の門下だった地頭・波木井実長。ある時、自身の訴訟問題について、大聖人の指導通りに実践しなかったために、満足のいく結果を得られなかった。彼は、のちに退転してしまう

▼御聖訓に、「弟子と師匠とが心を同じくしない祈りは、水の上で火を焚くようなもので、かなうわけがない」(御書1151ページ、趣意)とある。スポーツでも、指導者と選手の呼吸が合わなければ、勝てる試合にさえ負けてしまう。いわんや、仏法の世界は厳しい。勝利の要諦は、知識や経験ではなく、師といかに「呼吸」を合わせて祈り、実践していくかだ

▼池田名誉会長は、かつて世界広布の伸展に触れ、「すべては、師匠の戸田先生のご指導通りにやってきた結果である」と語った。また、「大聖人の教え通り、また戸田先生の指導通り戦ったから、学会は勝った。これを忘れてはならない」と

▼師の指導を素直に受け止め、知恵と勇気をわかせて実践するーその弟子の戦いがあって、勝利の栄冠も手にすることができる。( 弘 )

★イタリア オッキオベッロ市が授与 池田SGI会長に第1号の名誉市民証
 ナタリ市長が出席し授与式
 市議会議長「人類の連帯に尽くす精神的指導者に感謝」

★わが友に贈る
 友を思う
 率直な一言が 
 心の扉を開くものだ。
 勇気を出した語らいが
 人間の絆を深めゆく!