きょうの聖教新聞  2008・7・4

★名字の言

▼梅雨前線の活発な活動のため、日本列島の各地が大雨に見舞われている。この時期、湿度が高くなっているので、カビや食中毒に対する用心が必要だ。体調の管理にも気をつけたい


▼「梅雨」の語源は、諸説あるが、“梅の実が熟するころに降る雨だから”ともいわれる。6月ころに収穫される実は、梅干の材料になる

▼梅干は、古来から薬用として作られるようになった。“酸っぱい食べもの”の代名詞であり、最近では、健康によいアルカリ性食品としても注目されている

日蓮大聖人は「妙法の不思議」を説明する譬えとして、梅干を用いられている。「『梅の実』という言葉を聞くだけで、その酸っぱさを思い起こし、口の中に唾がたまって潤う」ように、「南無妙峰蓮華教と唱えるだけで、悪童に堕ちることなく、必ず成仏できる」(御書940ページ、趣意)-と

▼健康な日々を送るため、日々の食生活への配慮はもとより、自らの生命の仏の境涯を現じゆく“大良薬”が必要となる。それが、たゆまぬ唱題行であろう。朗々たる唱題で、満々たる生命力をたたえ、うっとうしい梅雨空を吹き飛ばす、はつらつとした前進を重ねていきたい。( 明 )

★イタリア サン・ベネデット・デル・トロント市 SGI会長を第1号の名誉市民に
 ファシズム解放記念式典で厳粛に授与
 授賞理由 対話の力で世界を結んだ

★わが友に贈る
 「難即悟達」
 これが仏法の極理。
 苦難に雄雄しく
 立ち向かえ!
 強いことは幸福だ!