きょうの聖教新聞  2008・7・27

★名字の言

▼笑顔が魅力のプロ野球のリーダーといえば、千葉ロッテのホビー・バレンタイン監督。ある時、救援の投手が打たれ、逆転負けをしてしまった。その時の監督の一言が光る。「こんど同じ場面になったら、必ずキミを使う。そのときは二人で笑顔で握手しよう」

▼違いはどこか。「『人間が好き』ということだろう。いつも監督のほうから選手に近づいている。話しかけ、肩に手をかけている」(金子敬之助著『ひと言の思いやり』PHP研究所

▼“一言”がいかに大切か。池田名誉会長は、父母を亡くした未来部の友に「お母さんがいない人は、『私がお母さんだ!』と思って生き抜きなさい。さびしがったり、悲観的になったり、悲しい顔をするのは不幸です。幸福になるのも、不幸になるのも、自分の一念です」と呼びかけた

▼この言葉に触れた、ある未来部担当者は「たった一言に、限りない希望、勇気、温かさを感じた。自分も、こういう励ましができるように、と決意を新たにした」と

▼友の幸福を心から祈り、発する一言は、自ずと相手に通じる。その“たった一言”を大事に積み重ねてきたからこそ、学会は未曾有の発展を遂げた。きょうは相手を思う“一言”が掛けられたかー。自らに問う毎日としたい。( 行 )

★わが友に贈る
 歌あるところ
 喜びがある!
 喜びがあるところ
 前進がある!
 声高らかに この道を!