きょうの聖教新聞  2008・10・9

★名字の言

▼“南米ブラジルのリオデジャネイロは、東京の北の方にある”と聞けば、“?”と思うだろう。確かに世界地図では、南東の方角に位置する。ところが地球儀で見ると、太平洋を渡るよりも、北極圏へ向かった方が、最短距離で行けるのだ

▼私たちが通常、目にする世界地図の中心には日本がある。しかし、欧米の地図の真ん中にはヨーロッパがあり、オーストラリアでは南半球を上にした地図が売られている(竹内正浩著『地図もウソをつく』)

▼どんな地図でも世界は、常に客観的で同一の姿で描かれていると思いがち。しかし、基準とする原点や座標軸が異なると、まったく違ったものに見えてくる。何を原点とし、どのような座標軸を持つかで、物事の見え方は大きく変わってくるのだ。御書には「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」(1050ページ)とある

▼池田名誉会長は述べている。「師匠という“人生の座標軸”を持った人は強い。最高に価値ある青春を生き、正しい人生を歩みゆくことができる」と。師と同じ時代を生き、共に戦えるーこれほど正しい人生の基準はない

▼決して変わることのない正しい座標軸を持ち、「師弟」という人生道をともどもに歩んでいきたい。( 正 )

★国立 ガンジー博物館で「ガンジー展」
 開幕式典「マハトマを継ぐ人物」として池田SGI会長を紹介

★我が友に贈る
 行動する中に
 真の鍛えがある。
 真の幸福がある。
 徹して友に尽くし
 わが生命を磨き抜け!