きょうの聖教新聞  2008・10・18



▼小説『新・人間革命』のラジオ朗読は現在、第13巻。戦禍の跡を刻む沖縄や奄美に足を運び、全魂で同志を励ます「山本会長」の激闘が描かれている

▼忘れかけられた歴史がある。奄美群島は戦後、沖縄とともに米軍占領下に置かれた。“外交”になった島々は困窮を極め、数万人が職を求めて沖縄へ。すると昭和28年、沖縄返還に約20年先立ち、奄美だけが本土に復帰。沖縄に住む奄美の人々は、郷里に戻れず、“外国人登録証”を持たされ、不当に公職を追われた

▼国の都合で引き裂かれる中、仏法に出あった人も多かった。友は師の励ましを受け、“第2の故郷に貢献を”と誓い、教育、政治、経済など各界へ。上智大学の故・安齋伸教授は、沖縄や奄美の宗教を研究する中、「学会員の千波、万派の広布の活動に注目せざるを得なかった」と

▼池田名誉会長は平和の楽土建設に向け、沖縄で小説『人間革命』の執筆を開始。奄美には2回訪問。本年、初訪問45周年を迎えた奄美の師弟城は、隆々と発展する

日蓮大聖人は、御自身を「民が子」と称し、庶民の出身であることを誇りにされた。民衆の側に立ち、希望の光を送り続ける学会こそ、大聖人の心を正しく受け継ぐ。南の島の友の闘争に学び、その確信を深くした。( 定 )

アメリカの芸術の都 ニューオーリンズ 池田SGI会長の平和貢献讃え「宣言書」
 市議会議長 SGIは世界平和の実力ある青年を育成

★わが友に贈る
 仏法は「以信代慧」
 強盛に祈り切れ!
 智慧は無限に湧く!
 大確信で
 きょうも快進だ!