きょうの聖教新聞  2008・10・22

★名字の言

二宮尊徳は、要領よく仕事をこなす者より、“人のために”との心で、皆が嫌がる仕事にも、懸命に励む者を高く評価した

▼尊徳が、荒廃した村の再建を任されていた時のこと。“信じられないほど多くの仕事をする”男を紹介された。彼を表彰してはどうかと促された尊徳は、「私の目の前で働いてみよ」と命じた。男は偽りを認め、「監視役員の見ている時だけ懸命に働いた」と白状した

▼どうして、尊徳はごまかしを見破ることができたのか?それは、彼が村人たちと苦労を共にしていたから。誰よりも早く畑に出て働き、最後まで残った。一人の人間ができる仕事の限界を知っていた。だから嘘を見抜くことができたのだ

▼誰よりも“現場”を知っているから、賢明な判断ができるー池田名誉会長は、後事を託す青年に強く語っている。「苦労しらずの人がリーダーになったら、皆がかわいそうだ。私は、学会だけは、そんなふうにしたくないんだ」

▼広布の現場にも、誰が見ていようといまいと、黙々と“わが使命”に生きる「人材」がいる。そして、“この人こそ宝!”と、草の根を分けるように探し出すのが広布のリーダーといえよう。その後には、おのずから、多くの青年たちが続くものだ。( 糀 )

★台湾からSGI会長に世界市民の栄誉
 台北県が「名誉県民」称号 彰化県 二林鎮は「名誉鎮民」

創価学園創立者 「栄光寮」に長編詩を贈る
 “学は光”“学は勝利の旗”中学生文化新聞 高校新報に掲載

★我が友に贈る
 本因妙の仏法だ。
 「さあ、前へ!」
 「よし、これからだ!」
 この一念で
 未来を切り開け!