きょうの聖教新聞  2008・11・15

★名字の言

▼人生を生きていう上で抱えなければならない苦労の総計というのは、大差はないのかもしれない。ただ、困難をどう受け止めるかは人によって違う

▼“人生は四苦八苦”と言われるように、苦しみのない人は一人もいない。仕事や病気、子育てなどさまざま。悩みに直面して、心が折れそうになる時もあるだろう。だが、永遠に続くことはない。否、その苦しみに負けない自分をつくることが信心である

▼「ガンは僕の人生に起こった最良のことだ」と語ったのは、自転車プロロードレース選手のランス・アームストロング。彼は生存率3%というがんを乗り越えて世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」で史上初の7連覇を達成した(『苦難を乗り越える力』学習研究社

▼苦しみと楽しみは表裏一体。戸田第2代会長は述べている。「人生に、苦しみというものはある。苦しみがなければ、遊楽という楽しみを、しみじみと味わえないのである。そこが、よくわかると、生きていること自体が楽しくなる」

▼自分が苦しんだ分、人の苦労もわかる。自分が悩んだ分、人の悲しみもわかる。仏道修行には一切、無駄がない。さあ、いよいよ創立の日。自他共の幸せを祈り、勇んで友好の対話に励んでいきたい。( 敬 )

★オーストラリア シドニー平和財団 池田SGI会長に「金メダル」決定
 シドニー大学名誉教授 リース専務理事から通知書
 「価値創造のための教育」 「平和のための対話」に貢献

★わが友に送る
 「月月・日日に
 つより給え」
 絶えざる前進が
 不可能を可能に!
 勝利の道を開け!