きょうの聖教新聞  2008・11・30

★名字の言

▼「ラムサール条約」登録の地の沖縄県久米島町。町には、他の地域で見られない貴重な生き物が生息している。なかでも、本土のカブトムシと比べ、きわめて短い角を持つクメジマカブトムシ

久米島ホタル館館長の佐藤文保氏は普通、角は、樹液の場所を確保する争いのために、勇壮な形に発達する。だが、クマジマカブトムシは、他と競合しないように自分で場所を確保するため、戦いの必要がほとんどなく、角に使うべきエネルギーを省略できたーこう解説する

▼さらに、島とい限られた資源の中で永続的に生き延びるために、争わなくても子孫を残せる「共生」を身につけたのではないかーとも分析している

▼人間は、つねに自然環境とのかかわりの中で生きていかなければならない。仏法では「三世間論」などで①自己との調和②社会との調和③自然環境との調和ー三つの重要性を説く

▼「正しい宗教とは、人間も人間以外をも含む自然全体がもつ尊厳性と神聖さに対して、崇敬の念をもつべきことを教えてくれる宗教のことです」と、歴史家トインビー博士との対談で池田名誉会長は語っている。「分断の時代」から「共生の世紀」へ。その時代潮流の中で、私たちの運動は、ますます輝きを放つ。( 碧 )

★ブラジル サンパウロ市に誕生
 市立牧口先生公衆衛生技術学校 
 ダ・ジルバ校長「子どもたちの幸福」のために創価三代の精神を教育現場へ
 池田SGI会長が祝福のメッセージ

★わが友に贈る
 健康第一!
 うがいや手洗いで
 万全の予防を。
 満々たる生命力で
 充実の日々を!