きょうの聖教新聞 2008・11・29

★名字の言

▼2500年以上の歴史を持ち、最も長い家系図として“ギネス”に認定されているのは、孔子家のもの。先日の改定で200万人を超える人数が見込まれ、話題に

孔子は、日本では特に「仁義礼智信」等の道徳で有名。その筆頭の「仁」について、作家の井上靖氏は作品中で述べている。“孔子が話をする時、必ず仁について触れた”“「人偏に二」と書く。人間が二人いれば、互いの約束事が生まれる。それが仁”“他者の言葉で言うと「思いやり」”

▼ともすると、人との関係性や思いやる気持ちを軽視する風潮が強い現代。時を越えて尊敬を集める偉人が強調した徳目の重要性を、今一度、みつめ直すことも大切であろう

▼天台大師は「仁をもって他者を慈しむことは、仏教の慈悲の実践に通じる」と、仏教思想との共通点を説いた。池田名誉会長は“仁や慈悲などの徳目を個人の内的倫理に終わらせず、「対話」によって狭量性を乗り越え、「交流」によってダイナミックで具体的な変革の力に”と述べている

▼「仁」「慈悲」等の考え方を単に学ぶだけでなく、広げ、生かした点に学会の卓越性がある。私たちは、その担い手である誇りを胸に、これからも対話と交流の輪を大きく広げゆく“達人”でありたい。( 道 )

★戸田記念国際平和研究所がハワイで国際会議を開催
 創立者 池田SGI会長がメッセージ
 温暖化防止へ「人道的競争」を

★わが友に贈る
 学会活動は
 「善の中の善」だ。
 胸を張り
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 たゆみなく前進!