きょうの聖教新聞  2009・1・1

 「青年・勝利の年」
 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

★名字の言

▼21世紀に入り、9年目の新年を迎え、新世紀の課題が見えてきた。環境問題をはじめ難題も多いが、人類の英知と協調の力で乗り越えていきたい

▼国内では今、多くの人が「安心・安全・安定」を希求している。金融危機による国内経済の動向を筆頭に、地域社会の治安や環境問題、食品、健康に至るまで、一日も早く安定したいとの願いは強い

▼「善悪可否を考え、たがいに取引して物を融通しあい、ともに利益を求めるのが、商の本義である」(『虹を見ていた』津本陽著、NHK出版)。明治の実業家・渋沢栄一の言葉だが、これは経済活動の基本理念を示している。善悪をわきまえ、物を融通し、ともに利益を求めるという彼の信条には、人間の温かみを感じる

▼人には二つの顔がある。他者の幸福を考える顔と、利己に走る顔。自分中心のわがままな顔をしている時、心はエゴイズムの闇に包まれている

▼エゴをどう超克するか。ハーバード大学教授で世界的な宗教学者ハービー・コックス博士と池田SGI会長は、対談集の中で、エゴを克服するのは自己変革の勇気であり精神の力であると述べ、人々の内発的な力をわき起こす仏教の力こそ不可欠と語っている。人間が自身を変えるー人間革命への挑戦が、新世紀の未来を開く根源力といえよう。( 弓 )

★創立80周年へ『青年・勝利の年』が開幕
 創価三代の師弟の勝利
 池田SGI会長 知性の大宝冠250へ


アメリ創価大学開学10周年へ
 講堂を建設 今秋に上棟式

★わが友に贈る
 万代を決する
 「この一年」-
 皆が健康・無事故で!
 地域も家庭も安穏に!
 悠々勝利の金字塔を!