きょうの聖教新聞  2009・1・15

★名字の言

▼40年前、池田会長(当時)は、1枚の写真を目にした。部員会に集った東北の中等部員が写っている。即座に伝言。「10年後に必ず会おう」

▼1979年(昭和54年)1月、東北を訪れた会長は、約束通り、彼らと会う。「勝負は10年見なければわからない。誓ったことを破ってはいけない。ここが大事なんだ」

▼なかに創価大学4年生のメンバーがいた。すでに就職先も決まっていた。だが、10年越しの約束を果たし、全力で青年を励ます師の姿に心が動いた。「かねてからの夢だった教師になり、未来ある子どもたちの育成に人生をささげたい」

▼師に新たな誓いを立てた。卒業後、働きながら、学んだ。その直後だった。会長勇退。本紙から師の姿が消えた。それでも「私の心から、池田先生を消せはしない!」と、誓いを貫き、5年後、教壇に。現在、小学校の教頭で活躍する

▼「約束というのは、たがえないということである」(御書1512ページ、趣意)と御聖訓。全幅の信頼を置き、弟子の成長を待つ師。その期待に、全人格を懸けて応える弟子の生きざま。この「師弟勝利の原理」を師が教えた時、彼は中学生だった。鉄は熱いうちに鍛え打ってこそ、真の剣となる。きょう15日は「中等部結成記念日」。( 城 )

法華経韓国版が発刊
 海外9言語目 平和の21世紀へ 希望の哲学を全世界に

★わが友に贈る
 真の勝利者とは
 最後の一分一秒まで
 絶対にあきらめない人。
 受験生の皆様の
 栄冠を心から祈る!