きょうの聖教新聞  2009・1・25

★名字の言

▼天気予報の「降水確率」を見て洗濯するかどうか決めるように、人は物事を判断するとき、「確立」を考える。では、「確立が計算できない」場合は?その時、人は「最悪の事態」を予想して行動する。昔、雲行きが怪しかったら洗濯をやめたように

▼人間は「不確実性」を嫌う。活発だった取引が、悲観的なニュースによって先行きが分からなくなると、大方がいっぺんに手を引く。バブルが、除々にではなく一気に崩壊するのは、この理由だ

▼だが、見通しが立てない困難に直面した時、例えば、突如、生活の糧が失われたり、病気で医師から余命を告げられたような場合、悲観にとらわれ、最悪の事態ばかり考えていては絶望するだけだ。最悪を見据えつつ、「不確実」すなわち「決まっていない」のだからこそ挑戦するー人類は、こうして未来を切り開いてきたのではないか

▼冤罪を被って国外追放されたダンテは、過酷な運命に対してなお、「もし意志の力が/十分に養成されているならば すべてに克てるはずだ」(『神曲』平河祏弘訳)と

▼人間の中には、不確実な人生を確実にしていく力が秘められている。人生の勝負を決めるのは誰でもない。自分である。だから勝つと決めた人が、最後に必ず勝つ。( 香 )

アメリカ グアムが1・26「SGIの日」を慶祝
 州知事「世界平和の日」を宣言
 宣言書 平和 団結 人間革命の精神は全世界の人々の輝ける指標

★わが友に贈る
 信仰とは
 絶対勝利の源泉だ。
 仕事も活動も
 「まさかが実現」の
 わが痛快劇を!