きょうの聖教新聞  2009・4・16

★名字の言

▼今年のフレッシュマンは「エコバック型」。社会経済生産性本部が毎年発表している新入社員のタイプについての命名だ。環境問題に関心が強く、節約志向で無駄を嫌う。折り目正しい。酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあるという

▼新年度、新しい職場でスタートを切る人も多い。中には耐え抜いた末に、何度目かの「新人」として出発する人もいる。大学を卒業後、鉄工所に勤務した壮年も、その一人だ

▼30代で病に倒れた。再起への道程は険しいと思われたが、青年部時代に培った「負けじ魂」を燃やし、妻にも支えられ、病気を克服した

▼その中で医療の道を志し、看護大学に合格。卒業後は保健士として経験を積み、国立大学の大学院(医療系研究科)を経て、40台半ばの今春、大学で教員の道を進むことに。幾度もの難関を勝ち抜いた「新人」である

法華経では「如来(=仏)の衣」を「柔和忍辱の心」と譬える。池田名誉会長は「(仏の心は)耐え忍ぶ心です」「退くことでも、負けることではない。耐えて勝つのです」と。何があっても、不屈の魂で必ず勝つ。これこそが私たちの生き方である。春は、新たな節目の時。かつてない「勝利の自分史」を、共々に築きたい。 ( 広 )

★台湾の芳苑郷 民雄郷 池田SGI会長を「名誉郷民」に
 SGIの活動が郷民を向上  社会に善と活力を注いだ

★わが友に贈る
 同志・友人・家族に
 感謝の一言を
 忘れまい。
 心が通えば
 喜びと活力が増す!