きょうの聖教新聞  2009・6・21

★名字の言

▼今春、柔道の講道館の館長に就任した上村春樹氏。モントリオール五輪(76年)の金メダリストだ。現役時代は、最重量級としては小柄だった。そのハンディを、逆に武器にした

▼敏しょうな動きで、技をかけるタイミングを外す時間差攻撃を多用。また、柔道では前方か後方への投げ技が多い。そこで氏は、あまり使われない真横へ投げる技で相手を翻弄した。いずれも、「勝つ方法は必ずある」と、まず決めたことから考えついたという(「読売新聞」)

▼福岡県の男子部員。昨年6月、リストラで職を失った。そんな彼に、地区の同志は「まず、必ず内定を取ると決める。そして祈り、動くことだ」と励ます。支えてくれた妻のためにも、彼は387社に応募。受けた面接は57社。その結果、本年2月、前職よりも好待遇の会社への就職が決まった

▼必ず勝つ。その一点さえ揺るがなければ、突破口は必ず見いだせる。体も動く。知恵もわくものだ。大事なのは、勝利への執念が心に燃えているか否かだ

▼池田名誉会長は「『断じて勝つ!』と決めた瞬間、己心の壁は破れる。『さあ来い!』と困難に挑みかかる、胸中の師子が目覚めるのだ」と。己心の師子を覚醒させるのは、あくまでも自分自身である。( 広 )

★池田SGI会長の「人間主義」を讃え 台湾4都市から名誉市民証
 二水郷  竹塘郷  田中鎮  深抗郷
 平和教育環境保護に全地球的な行動

★わが友に贈る
 善縁の拡大は
 幸福の拡大だ
 明るく温かな声で
 心の扉を開き
 信頼を広げゆけ