きょうの聖教新聞  2009・6・20

★名字の言

▼「梅雨になると、新聞を濡らさないよう配達するので気を使います」。4月から本紙を配達してくださっている人が梅雨時の大変さを語っていた。春までは教育機関の要職にあった。配達員である家族の体を気遣い、週末くらいは休ませてあげたい、と願い出て配達を始めたという

▼第三の人生を迎えたら、自分こそ体を休めたいと思うのが人情。家族を思う心に感銘を受けた。同時に本紙を陰で支えてくださる方が、いかに深い思いを込めて配達してくださっているか、感謝の念が込み上げてきた

孔子の言葉に「人の己れを知らざるを患えず 人を知らざるを患うる也」(『論語』学而篇)と。自分が人から認められないのは悩みではない、自分が他人の良さを認められないことこそ悩みである、との意だ

▼社会の指導的な立場にある人間が立身出世に狂い、しばしば不祥事を起こし、世間を騒がせる。人の上に立つリーダーこそ、栄誉栄達の心を捨て、陰で地道に仕事をしている人を見つけ、たたえていくことが求まられる

▼「私は、いつも『陰の人』を見ている」-サーチライトの如く、広布を支える友を隅々まで照らし、希望の大光を送り続けてきたのが池田名誉会長。慈愛の励ましは喜びを生み、勝利への勢いを生む。( 濤 )

★中国 仲愷農業工程学院  名誉会長を名誉教授第1号に
 崔英徳院長から決定通知書
 世界的な名声を誇る教育者 平和促進に尽力する開拓者

★わが友に贈る
 「軍には
 大将軍を魂とす」
 勝負を決するのは
 リーダーの突破力
 君よ雄渾の指揮を!