きょうの聖教新聞  2009・12・17

★名字の言

▼「感動は心の中に起こる地震ですよ。心の底からぐーっとひっくり返していく」。童話作家椋鳩十の言葉だ(『感動は心の扉をひらく』あすなら書房)

▼仕事もそう。感動がなくなると、惰性が始まり、マンネリ化する。コーヒー会社を興し、現在、名誉会長の鳥羽博道氏。一杯のコーヒーを通じて、安らぎと活力を提供が信念。当然、商売は弱肉強食の世界だ。商品、店舗、人の魅力を高め、刻々と変化する現状を打破しなければならない

▼そうした努力の上で「うまさとは人の感動を呼び起こすものでなければならない」と同氏(『想うことが思うようになる努力』プレジデント社)。飽くなき味への探求である。お客様に喜んでもらいたいという商売の原点がある。自分が感動していなければ、人を感動させることはできない。仕事に感動があるからこそ、顧客の心をつかんでいくのだろう

法華経には「五十展転」の法理を説いている。法華経を聞いて随喜し、その感動を人に伝え、50人目に伝え聞いた人の功徳でさえ絶大である、と

▼御書に「随喜する声を聞いて随喜し」(1199ページ)とある。自分が随喜しているからこそ、人も随喜する。わき上がる信心の喜びと感動を語りに語っていきたい。 ( 敬 )

★地域に輝く幸福の大城
 和歌山で喜ぶの開館式  新宮文化会館
 埼玉 新たに建設が決まる   さいたま緑文化会館  明年夏に着工  2011年に完成予定
 
★わが友に贈る
 寒さが本格化。
 凍結した道路での
 転倒や交通事故に
 くれぐれも警戒を!
 絶対無事故を祈る。