きょうの聖教新聞  2010・1・20

★名字の言

▼19世紀を代表する天才作曲家・ショパンの誕生から今年で200年。祖国のポーランドでは、その佳節を記念し、コンサートはじめ1000以上の行事を予定している

▼列強に分割され、圧制に苦しんでいた19世紀のポーランド。1831年には、独立を目指す民衆革命の動きがあったが、反革命の銃火によって鎮圧されてしまう。異郷の地でワルシャワ陥落の報を聞いたショパンが、万感の思いをつづった名曲が、練習曲「革命」である

古今東西の歴史をひもとくと、絶体絶命の苦境、解決の糸口の見えない苦悩が原動力となって、偉大な芸術や文学を生み出した例は数知れない。順風満帆な日々を重ねているだけでは、何も変わらないと言える

牧口常三郎初代会長は、日蓮大聖人の「今の世間を見るに人をよくなすものはかたうど(=味方)よりも強敵が人をば・よくなしけるなり」(御書917ページ)との一節に傍線を引かれ、深く心に刻んでおられた

▼私たちの人生にも、さまざまな苦難の壁が立ちはだかる。その時、苦難を悠然と受けとめ、賢者として喜ぶのか。それとも、愚者として退いてしまうのか。賢者の生き方こそ、私たち信仰人としての真骨頂である。今日より明日へ成長の日々を歩みたい。 ( 明 )

★グアム・コミュニティーカレッジが池田SGI会長に名誉教授称号
 決議書 教育で世界平和に貢献 国と国を結ぶ35年の偉業

★わが友に贈る
 世界広布の本陣
 第2総東京の友よ!
 一騎当千の勇者たれ!
 題目の大音声を轟かせ
 勝利 勝利の大行進を!