きょうの聖教新聞  2010・1・25

★名字の言

黒澤明監督の映画に出演が決まった新人俳優の山崎努氏。「僕に務まるでしょうか」と不安げな青年に、監督は笑顔で語った。「映画ってね・・・みんなで苦労して、これが限界だというところまで頑張って、一カット一カット積み重ねて作っていくもんでね」。無名の新人に一緒に苦労しようと呼びかける世界の巨匠。青年の胸が熱くなった(都築政昭著『黒澤明と「天国と地獄」』)

▼学会にはなぜ青年が多いのか。ラジオ局の取材に、戸田第2代会長は「哲学が深いからです」と答えた。そしてだんだんと山を登るように、青年は哲学を究めようとすると語り、「山を目指して一緒に歩こうと言っているのです」と

人間主義の哲学を掲げ、全民衆を幸福に導く「広宣流布」の大山脈。その峰を目指して、共に励まし、一歩ずつ踏みしめて登攀するところに、青年の成長があり、師弟の道がある

▼新入会の入会動機は十人十色。しかし、紹介者の真心と情熱を挙げる声は多い。一緒に頑張ろう!と手を差し伸べる友の存在は、何物にも替えがたい善知識(善友)だ

▼「恐るるな/また恐るるな/世界まで/妙法流布の/旅路楽しく」(池田名誉会長)。師と共に、同志と共に。そこに人間練磨の王道がある。 ( 弘 )

★さあ出発!「SGI発足の地」から新しい勝利を
 希望のグアムで35周年記念総会
 SGI会長がメッセージ 妙法は偉大な幸福の哲理 この「平和の種」を世界へ

★わが友に贈る
 黄金柱の壮年部よ!
 行き詰った時こそ
 題目で切り開け!
 わが心に太陽を。
 今日も新たに出発!

★今週のことば
 SGIは人類の希望。
 妙法という平和の種を
 さらに未来へ蒔こう!
 地道な積み重ねが
 勝利の花を必ず咲かせる。