きょうの聖教新聞  2010・3・28

 
 
★名字の言
 
▼いつもの道が明るい。光が吹き出しているようなユキヤナギ、黄金色に輝くレンギョウ・・・。花々が春の到来を告げている
 
▼今月16日、卒業式を迎えた東京・創価学園に、今年も「菜の花」が届いた。この花が県の花である千葉県の婦人から。一本一本に「創立者・池田先生の心を携えて、世界に羽ばたく創価学園生を祝福したい」との思いが込められていた
 
▼菜の花といえば、鹿児島・指宿市の夫妻を思い起こす。阪神・淡路大震災から1年になる頃のこと。被災者の立場に思いを馳せると、いてもたってもいられなくなった。「少しでも心を癒していただければ」と、市の花であるの菜の花を神戸へ。被災者の心に希望の春風が吹き抜けた。以来、夫妻は毎年、菜の花を届けている
 
▼ともに「他者を思う心」の発露であろう。その心は美しい。花々に託された、人の「心」を感じる時、私たちの心も弾む。仏法は報恩感謝を説く。目に見えるものだけで判断するのではなく、そっこに輝く「心」を見る時、感謝の思いは一段と深まっていく
 
▼青年詩人の八木重吉はうたった。「感謝になり切れたとき、鳥の音も美しい。蒼穹(=大空)も美しい、新緑も快い」。感謝の心を忘れまい。 ( 川 )
 
創価女子短期大学が英語検定で 文部科学大臣奨励賞
 開学25周年を寿ぐ壮挙
 ビジネス文書検定に続く 本年度2度目の日本一
 
★わが友に贈る
 さあ時を逃すな!
 語りに語り
 仏縁を広げよう!
 歴史を創るのは
 我らの勇気の声だ!