きょうの聖教新聞  2010・4・20

     名字の言
 
     先日、本紙愛読者の方から電話を頂戴した。「聖教新聞に親せきが紹介されていたんです」。聞けば、何十年と連絡が途絶えていたという。紙面で元気な様子を知ることができ、思わず連絡したとのこと
     その記事とは、離島や山間地を舞台に活躍する友を紹介したもの。場所は広島県の山野峡。四方を山に囲まれた地域。取材時にこんな話が飛び出した。75歳の婦人部員は「入会して50年。取材されるのは初めてなんよ。こんなにうれしいことはない。切り抜いて家宝にするけんね」。胸が熱くなった
     この地域は世帯の7割超が本紙の購読経験者という。毎月の拡大も目覚しく、立役者は多宝会のメンバーだ。その笑顔に、これまでのご苦労が目に浮かんだ
     池田名誉会長は、かつて「たった一言が、生涯を照らす希望の光源ともなる。だからこそ、真剣勝負にならざるをえない」と執筆活動への信条を綴った。友の幸福勝利を願ってやまない師の心情が迫ってくる
     地域の繁栄を願い、懸命に行動する同志がいる。健気に生き抜く無名の勇者を歴史に留め、宣揚していく。名誉会長が身をもって教える、広布の機関紙・聖教新聞の使命である。きょうは創刊記念日。日々、読者の方々への感謝を忘れず、精進を誓う。( 奨 )
 
     平和と文化の哲学を賛嘆 アメリカ ミズーリ州ワシントン市 池田SGI会長夫妻に名誉市民証
 
★わが友に贈る
 本紙を守り支える
 皆様方に最敬礼!
 師弟の言論城から
 平和の大師子吼を!
 勇気と希望の大光を!