きょうの聖教新聞  2010・4・23

     名字の言
 
     きょう23日は「子ども読書の日」。2000年の「子ども読書年」以来、子どもの読書環境は着実に整いつつあると言えそうだ。「朝の読書」運動の実施校は10年前の7倍超(2万6551校、16日現在)。全国の図書館が小学生に貸し出した冊数も一人35・9冊(07年)で、過去最高を記録した
     読書は豊かな心を育み、学力にも影響を与える。昨年度の全国学力・学習調査によると、読書が好きな児童・生徒は、読書が嫌いな子より、小・中学校ともに国語も算数も正答率は高かった
     読書が持つ人生への影響力も計り知れない。歴史家トインビー博士は幼少時、母がイギリス史を少しずつ話し聞かせてくれたという。「20世紀最大の歴史家」第一歩は、耳の読書から始まったといえよう
     中国の故事に「読書尚友」(書を読み昔の賢人を友とする)と。読み継がれてきた世界の文学作品は、人類の英知が凝縮された宝庫。読むことで人生が深まっていく
     池田名誉会長は、戸田第2代会長から「今日は何を読んだか」と毎日のように質問された。この若き日の読書が、その後の人生の大きな力となっている
     本年は「国民読書年」。未来大成へ、心に読書と思索の時間をつくり、自身を磨き鍛える日々に。( 濤 )
 
     ブラジル サンタナ・ド・イタラレ市 池田SGI会長に名誉市民証
市長が推挙 市議会が全会一致で決議
地球規模で平和を建設 称号の授与はわが市の最高の栄誉
 
     わが友に贈る
同志の健闘を
心から誉め讃え
大拍手を贈ろう!
「励まし」の力で
共に前進、共に勝利!