【第21回】  きめこまやかに心を配れ (2012.5.26)

永遠の歴史に輝きわたる、尊き日々の前進、本当にありがとう!
 皆の奮闘のお陰で、学会は大きくなった。広布のリーダーは、その分、細かいことに気を使うことである。
 気を使うということは、機械に油をさすのと同じで、組織の動きがよくなるのだ。
 御聖訓に「人がものを教えるというのは、車が重かったとしても油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて行きやすくするように教えるのである」(御書1574㌻、通解)と仰せである。
 皆が元気になり、明るくなり、心が軽くなるように、できることは、何でもやる。直ちにやる。それが大事だ。
 大河の流れるがごとく、同志を大切にし、青年を立派に育てながら、いかなる戦いも勝っていくのだ。
 皆で、日本一、世界一の学会にしよう! 我らの力で広宣流布を実現し、仏国土をつくったという歴史を残そうではないか!
 これはどの生き甲斐、戦い甲斐のある人生はない。子孫末代までの功徳と福運となることを、晴れ晴れと確信していただきたい。
 これまで、よくやってくださった功労の人を、よく励ましていただきたい。一人を励ませば、その関係者が立ち上がる。人間関係は、微妙につながっているものだ。
 激励する時は、きめこまやかに、心を込め、魂を込め、真心を尽くして励ましていくのだ。
 一言が、その人の人生、運命を変えていく。その重みを考えていくことだ。真心の励ましで、学会は発展した。強くなった。リーダーは、それを決して忘れてはいけない。