2013-06-07から1日間の記事一覧

【第31回】 創価の全権大使たれ     (2013.6.5)

気こそ青年の特権 青年の魂は勇気である。鋭敏さも、大胆さも、快活さも、すべて青春の特権だ。 戸田先生は、26歳の青年の私を、学会の初代の渉外部長に任命された。重要な人物との交渉も「大作、行ってこい」と託された。 私は、恩師の名代として、多くの人…

【第22回】  臆するな! 真実を語れ (2012.6.2)

戸田先生は師子吼された。 「強く生き抜け! 学会は強気で行け! それが正義のためだ」と。 我らの人間主義の行進を、世界が期待し、絶讃している。すごいことである。 広布に生きる皆様は、いかなる権威の人よりも尊い。魂の王者なのである。 何があろうと…

【第21回】  きめこまやかに心を配れ (2012.5.26)

永遠の歴史に輝きわたる、尊き日々の前進、本当にありがとう! 皆の奮闘のお陰で、学会は大きくなった。広布のリーダーは、その分、細かいことに気を使うことである。 気を使うということは、機械に油をさすのと同じで、組織の動きがよくなるのだ。 御聖訓に…

【第20回】  断じて壁を破るのだ! (2012.5.19)

日蓮大聖人は仰せである。 「釈迦如来のためには、提婆達多こそ第一の善知識であった。今の世間を見ると、人を良くするものは、味方よりも強敵《ごうてき》が人をよく成長させるのである」(御書917㌻、通解) 今、わが広布の英雄たちは「断じて壁を破るのだ…

小説「新・人間革命」 奮迅 26 2013年6月5日

山本伸一の言葉に力がこもった。 「信心をしていくうえで大事なのは、『現当二世』を見すえていくことです。 『現』というのは『現在』『現世』であり、『当』というのは『未来』『来世』を言います。 過去に縛られるのではなく、今現在を大切にし、未来に向…

小説「新・人間革命」 奮迅 27 2013年6月4日

初の「足立会」の集いには、初代足立支部長・婦人部長であった藤川秀吉・多恵夫妻の元気な姿もあった。 席上、あいさつした山本伸一は、参加者に親しみのこもった視線を注ぎながら語った。 「皆さんは、戸田先生の薫陶を受けて育った『学会の宝』の方々です…

小説「新・人間革命」 奮迅 26 2013年6月3日

藤川秀吉が足立支部長に就任して間もないころ、山本伸一は、三分刈りにしている藤川の頭を見て、東京・西神田の学会本部で尋ねたことがあった。 「藤川さんは、どうしていつも、三分刈りにされているんですか」 「溶接の仕事をするには、短い三分刈りの方が…