【第34回】 走り抜け! 師子奮迅の青春を   (2013.7.17)

題目に勝る力なし
 仏意仏勅の我ら学会には、無敵の「信心の宝剣」がある。いかなる戦いも、一切の勝利は、強き誓願の題目から開かれる。御本尊に祈るほどに勇気が湧き、元気になる。
 その満々たる生命力で、随縁真如の智慧を縦横無尽に発揮し、具体的な行動に打って出るのだ。
 日蓮大聖人は「よき師」と「よき弟子」と「よき法」の三つが合致すれば、必ず祈りを成就し、立正安国を実現できると仰せである。師弟不二、異体同心の祈りに勝るものはない。
 絶対に何ものにも負けない大勝利の人生を、一緒に生き抜いていこうではないか!
 
今日も一歩前へ 挑戦を!
 大事は小事の積み重ねである。
 一日一日、目の前の課題に真剣勝負で挑み、一つ一つ、断固として勝っていくことだ。
 それが「師子奮迅」の勢いである。
 御書には「水のごとくと申すは・いっも・たい(退)せず信ずるなり」(1544㌻)と仰せである。
 たゆまぬ努力と持続こそ、力だ。「二の手」「三の手」を打ち続けていくことである。
 苦しい時も、我らには共戦の同志がいる。険しい坂道であればあるほど、もうひと踏ん張りと声を掛けあっていくのだ。皆で励ましあい、決勝点へ走り切っていこう!
 
労苦の中で自身をつくれ
 わが師・戸田城聖先生は、確信を込めて教えてくださった。
 「広宣流布のための苦労は、必ず生きてくる。何ひとつ、塵も残さず、無駄はない」と。
 思うようにいかないからこそ、偉大な自分自身を建設できる。無量の福徳と輝いていく。生命を貫く「因果の理法」は間違いない。
 真心こめて対話をしても、相手が反発する場合もあろう。しかし、それもまた深い仏縁となって、いつか花開く時がくる。
 ゆえに、何があっても勇敢に誠実に、また明るく朗らかに信念を語りゆくことである。あとになれば、深い強い信頼が結ばれるのだ。