【第35回】 “未来の宝” と成長を (2013.8.7)

「一人」を徹して大切にする
みんなで、わが未来部を大きく育てよう!
恩師も「子どもは未来の宝だ。未来からの使者として大事にしなさい」と言われた。
学会の将来も、世界の広宣流布も、すべて未来部に託す以外にない。どれほど、偉大な宿縁と使命を持つ方々であるか。ゆえに、徹して一人一人に光を当てていくのだ。
どう励まし、伸ばしていくか。まず祈り、子どもたちの笑顔を思い浮かべて題目を送っていくことから、すべては始まる。
大きな温かな心で、未来部の友を弟や妹のように、かわいがっていくことだ。
あの子を、この子を守っていこう!
悔いのない青春を共に前進しよう!
その一念は、若き生命に必ず通ずる。
 
「偉大な指導者を育てる」気概で
私は「本物の人間をつくりたい」「正義の師子を鍛えたい」「偉大な指導者を育てたい」と祈り、未来部を育んできた。みんなと交わした約束は、一つ一つ果たしてきた。
本気で人を育てようと思えば、悩みも多い。
しかし、悩むからこそ、自身も成長できる。
「ここまでしてくれるのか」と言われるくらい心を砕く──その真心に応えて、人は育つ。学会精神は受け継がれる。
ともあれ、人材育成は、真剣勝負である。魂を注いで、「法華経の命を継ぐ人」(御書1169㌻、「四条金吾殿御返事」)を育てていこうではないか!
 
親孝行の心を伝えよう
自分を生み育んでくれた親の労苦を知り、心から感謝できる人が偉い人である。
「親孝行しよう」という心があるかぎり、いかなる苦難にも負けない。まっすぐに生きることができる。未来を担う子どもたちの心に、この親孝行の心を示していくことだ。
青年部の皆さんは、まず自分から親孝行に挑戦していただきたい。自分白身が立派に成長して、親を安心させ、喜んでもらう──その体験を未来部のみんなに伝えてほしい。
創価学会は、親孝行をする団体である。