【第41回】  幸福の道を大胆に進め (2013.10.27)

今、若きリーダーが先駆を切って弘教に走っている。最高に偉大な青春の劇だ。大胆に進むのだ。
 折伏は、どんな善よりも、はるかに尊い、一番の善である。目先の富や満足を友に送るのとは、次元が違う。
 妙法を持《たも》つ人は、永遠に幸福になっていける。絶対的幸福の道を進んでいける。それを教える以上の善はない。
 日蓮大聖人は仰せになられた。「とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし、信ぜん人は仏になるべし謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり、何にとしても仏の種は法華経より外になきなり」(御書552㌻)
 今は分からなくてもいい。下種仏法であるゆえに、種を植えれば、いつか必ず理解の芽が出る。幸福の花が咲く。
      
 会うことが広宣流布の第一歩だ。
 相手の立場がどうかではなく、自分と同じ生老病死と向き合う、人間に会いにいくのである。
 戸田先生は私の手を握りながら言われた。「君よ、広布を頼むよ!」と。私は戸田先生の弟子だ。世界最高の師匠の弟子である。だから、誰と会ってもひるまない。有名人が偉いとも思わない。人間として、わが師以上の人はいないであろう。
 題目をあげ抜いて、自身の仏の命を満々と湧き立たせていけば、相手の中に眠っている仏の命を引き出していける。そうすれば、こちらの仏の命と、相手の仏の命が響き合っていくのである。
 どうか体を大事にして、尊い人生を、楽しい人生を、勇敢に飾っていってください。自らの使命の場所で、勝利をもたらしていただきたい。