【第4回】  勇敢であれ 大胆であれ  (2014.1.25)

人材を育てる秘訣は何か。わが子のように、また、弟、妹のように思って接していくことだ。心から幸福と勝利を祈っていくことである。
 会合だけでなく、日々の全てが人材育成のチャンスだ。
 共に祈り、共に語り、共に動く。戸田先生は、そうやって私を、あらゆる機会をとらえ、育ててくださった。
 私は、1年365日、朝から夜中まで、先生のことを忘れない。心は常に師と共に、何十年間も戦ってきた。
 基本を師匠から教われば、あとは弟子がいくらでも開いていける。後継の友よ! 全部、自分たちでやっていくのだ。今こそ伸びるのだ。私は毎日、題目を送っている。
 壮年部、とくに王城会が元気だ。よくやってくださっている。いつもありがとう!
 生老病死の嵐を乗り越え、広布と社会で光る皆様こそ王者だ。誰が見ていなくとも、御本仏が御照覧である。
 妙法を弘めた分、どれほどの大福運に包まれることか。自分が、一家が、三世永遠に護られ、栄えていく。
 皆さん方が意気軒高であることが、何よりもうれしい。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「各各師子王の心を取り出《いだ》して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干《やかん》のほう《吼》るなり日蓮が一門は師子の吼るなり」(御書1190㌻)
 偉大な師子王の心を取り出した勇者に、恐れるものはない。何があろうと、結局は、正しい仏法を実践し、語り切った者が、必ず必ず勝つ。
 わが友よ、「勇敢であれ」「大胆であれ」「忍耐強くあれ」と願ってやみません。
 負けない人が勝利者だ!