【第16回】  友情は「人間の心の宝」  (2014.4.27)

 我ら創価家族の集いは、世界一、明るく、にぎやかだ。
 入学、進級をされた未来部の皆さん! 新しい舞台で、希望に燃えて前進しよう!
     *   *
 今、桜前線が列島を北上しています。新生・東北の福光桜も開花し、いよいよ北海道も桜満開の時を迎えます。生命の躍動する季節です。
 今年も、創価大学では「周桜」をはじめ、たくさんの桜が、冬を勝ち越えて、美しく咲き薫りました。この「周桜」は、中国の人民の指導者・周恩来総理と私たちとの友情の証しとして、植樹した桜です。毎年、多くの友人たちが世界から見に訪れます。
 良き友情は「人間の心の宝」です。「青春勝利の力」です。「世界平和の希望」です。どうか、皆さんも、自らが太陽と輝いて、友情の花を、楽しく、賢く、咲き誇らせていってください。
     *   *
 私たちの大切な同志であり、世界的な音楽家であるアメリカのウェイン・ショーターさんは呼びかけています。
 「予想外のことや、知らないことにも真っ正面から立ち向かおう」と。
 これから、皆さんの前にも、「むずかしいな」 「大変だな」と思うようなことも、次々に現れてくることでしょう。その時に、「よし、やってみよう!」と立ち向かう「師子王の心」を持つことが大事です。その勇気の源泉が、題目なのです。勉強にも、読書にも、スポーツにも、そして親孝行にも、勇んで挑戦し、自分らしく朗らかに、勝利の道を進んでいこう!
 一切を託しゆく、わが後継の未来部の成長を、私は、いつも真剣に祈っています。