【第21回】  生き生きと! 戦う人は美しい  (2014.6.2)

 流れている川は美しい。
 戦っている心は美しい。
 心の美しい人に、豊かな福徳は輝く。心を磨き、信心を深めゆく婦人部・女子部のスクラムほど神々しいものはない。
 有名な御聖訓には「大地はささばはづ《外》るるとも虚空《おおぞら》をつなぐ者はありとも・潮のみ《満》ちひ《干》ぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかな《叶》はぬ事あるべからず」(御書1351㌻)と仰せです。誓願の祈りに勝るものはありません。どんな行き詰まりも絶対に打開できるのです。
     
 自分らしく、強く生きるのです。強く生き切った人が幸福です。皆も幸福にしていける。どんな姿であっても、人のために祈り、語り、心を尽くす。その人はすでに菩薩であり、仏です。大事なのは、信心そして行動なのです。
 日寛上人は明言されました。「我等、妙法の力用《りきゆう》に依《よ》って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(当体義抄文段)
 広宣流布の大精神で進めば、偉大な仏の生命力が湧現する。これが究極の法理です。何があっても、自身が妙法の当体なりとの大確信で、苦しみも楽しみに変え、全てを変毒為薬しながら、はつらつと、勝ち進んでください。
 あの人も、この人も、明るく仲良く包み、一人一人が大功徳を山のように積んでいってください。そこに自分自身の、そして一家眷属の「幸福の門」が開かれ、広宣流布の新たな「人材の門」が広がっていくからです。
 私も、皆さん方に一生懸命、題目を送り続けていきます。
 どうか、お体を大切に!
 人生は楽しく! 生活は生き生きと聡明に!
 胸中に希望の太陽を昇らせながら、喜び光る日々であられんことを!