【第22回】   あの人を人材に!幸福に!  (2014.6.15)

 時代を動かすのは青年だ。? 今、日本の各地で、男子部が大いなる弘教のうねりを起こしている。女子部も、婦人部の温かい励ましのもと、楽しく、にぎやかにスクラムを広げている。先駆の学生部も凜々しい。創価家族に育まれ、大勢の未来部が、青年大会に集っている。? うれしい限りだ。わが愛する後継の友の健康・無事故・大成長を、私は毎日、一生懸命、祈っている。
     
 あの人を人材に!? この人も幸福に!? 強き祈りと大誠実ありて、人は動く。友が奮い立つ。
 深き誓願で同志と結ばれれば、何倍もの力が出る。そこから新たな歴史が始まる。? 戸田先生は語られた。? 「広宣流布は長い。一生の戦いである。いな、永遠の戦いである。たとえ苦闘の嵐があっても、君たちよ、断じて負けるな!」? 広宣流布の大願があるゆえに、我らは断じて負けない。? 我らの生命には、偉大なる勇気と希望の太陽がある。この太陽を、共々に励まし合い、限りなく輝き光らせていくのだ。
     
 信心こそ勝利である。信心こそ栄光である。信心こそ永遠の凱歌である。
 日蓮大聖人は、病と闘う弟子に「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」「而して法華経にあわせ給いぬ一日もい《活》きてをはせば功徳つもるべし」(御書986㌻)と信仰の真髄を教えておられる。
 何があろうと、恐れることはない。いざという時こそ、もう一歩、強盛なる執念で、題目を唱え抜いていくことだ。
大事なのは、勇猛精進の祈りだ。師子奮迅の戦いだ。異体同心の前進である。? 君よ、貴女《あなた》よ、わが青春を、悔いなき勝利の劇で飾れ! 勝って勝って勝ち抜いて飾れ!