【第28回】  朗々たる勤行で日々勝利  (2014.8.3)

勤行・唱題は、自分と大宇宙が交流しゆく儀式である。
 自分の中にある「宝の蔵」を開ききっていく。わが生命の泉から、限りない智慧と慈悲と勇気をくみだしていくのだ。
 朗々たる勤行で、満々たる生命力が湧かないわけがない。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「白馬がいななくのは、我らが唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天、帝釈、日月、四天等が、どうして、色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか。どうして我らを守護されないはずがあろうかと、強く強く思われるがよい」(御書1065㌻、通解)
 我らの題目は、諸天善神を動かし、我らを、そして一家を、社会を守り、栄えさせていく。
 強い強い信心があれば、必ず一切の道が開かれていく。
 たとえ、苦しいことや嫌なことがあっても、いかなる状況になろうとも、題目を唱え抜いていくのだ。どんなことも祈り抜いていくのだ。御本尊に語り掛けるように祈るのだ。
 目には見えなくとも、願いを叶えるために、全宇宙が動く。一番、悩んだ人が、一番、偉大な人生となっていくのである。
 祈りから、全ては始まる。
 青年部をはじめ、秋の教学試験への取り組みも進んでいる。
 教学を学ぶ人は、「哲学者」である。哲学とは、よりよく生きる「智慧」である。戸田先生は「仏法で学んだことは、どしどし口に出して話しなさい。そうすれば、やがて身につくものです」と語られていた。
 先生の教学は、どこまでも、「実践の教学」であり、「広宣流布の教学」であった。今こそ正義を学び抜き、生涯不退の原点を築いていただきたい。
 暑い日が続く。健康は智慧である。聡明に工夫し、心晴れ晴れと大成長の日々を送ろう!