【第32回】  勝利へ! まず自らが成長  (2014.9.1)

黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
 広宣流布誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。
 いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
 戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
 形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。
 世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
 「妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである」(御書1255㌻、通解)
 少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
 なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
 一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
 季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
 多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凜々と、一日をスタートしてまいりたい。