【第44回】 今、新たな躍進の船出を(2014.12.13)
充実の1年の総仕上げへ、わが同志は勢いよく進んでいる。
苦難に負けてなるものか!
1人も残らず幸福勝利を!――そう祈り、共に立ち上がって、一切を希望へと転換しゆく、功徳の連鎖(れんさ)、人材の連鎖(れんさ)が広がっている。
「未来の果(か)を知らんと欲せば其(そ)の現在の因を見よ」(御書231ページ、「開目抄」)である。
今日の一歩が未来を開く。
楽しく悔(く)いなく走り切ろう!
寒風の中、勇敢(ゆうかん)に正義を師子吼(ししく)する若人がいる。
広布のためにと労苦をいとわぬ多宝の父母(ちちはは)がいる。
尊(とうと)き奮闘(ふんとう)を、心から讃(たた)え、感謝申し上げたい。
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先日、懐かしい神奈川文化会館を訪れ、私は全同志の健康・勝利・幸福を深く祈念した。
思えば、昭和54年、私はここで筆を執(と)り、「正義」「共戦」と認(したた)めた。
あれから35年。当時、約90カ国・地域だった創価の平和・文化・教育の連帯は、192カ国・地域へ発展した。
今再び、横浜港から太平洋へ広がる海を見つめ、世界広布新時代の大いなる躍進を誓願した。
今こそ夜明けだ。黎明(れいめい)だ。
出航の汽笛も高らかに、希望の銅鑼(どら)を轟(とどろ)かせ、立派に育った後継の人材群と、心新たに船出しよう!
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北の凍(い)てつく大空に北極星がいよいよ冴(さ)えわたる今、常勝の民衆城は、、烈風(れっぷう)にも、いよいよ堂々たる偉容(いよう)を見せる。
我らは、勇気ある信心を奮い起こし、異体同心の団結も固く、あらゆる諸天善神を揺り動かしながら、全世界を人間革命の光で照らしている。使命の闘争を断固と貫(つらぬ)き通す中にこそ、偉大な陰徳陽報(いんとくようほう)の劇がある。
私も題目を送ります。どうか、全員が、何ものにも負けない大幸福境涯を築いていっていただきたい。