【第62回】一遍の題目に無量の福徳が  (2015.7.30)

無一不成仏と申して南無妙法蓮華経を只一度申せる人・一人(いちにん)として仏にならざるはなしと・と(説)かせ給いて候(南条殿御返事、1573㌻)
 
〈通解〉 (無量劫の間、一度もうそをつかなかった功徳で仏になった釈尊が)「一人として成仏しない者はない」といわれ、南無妙法蓮華経をただ一度でも唱える人は、一人として仏にならないものはない、と説かれているのである。
 
~同志への指針~
 
一人ももれなく幸福に――ここに諸仏の願いがある。
この大慈悲の結晶が題目にほかならない。一遍の題目にも無量無辺の功徳力(くどくりき)がある。題目三唱でも、心を込めて行えば、無限の力が湧く。
広宣流布誓願を掲げ、御本仏直伝の題目を唱える我らだ。病魔にも、不幸にも負けるわけがない。大確信の唱題行に挑み、自行化他の実践に励みゆこう!