【第27回】 知性の友よ 歴史をつくれ (2015.8.31)

はつらつと広布に走りゆく男女学生部の英姿(えいし)がまぶしい。
あす31日は「学生部の日」。代表に御義口伝の講義を開始した日だ。そして9月9日は「女子学生部の日」である。
地球全体が皆さんの舞台だ。未来の全てが皆さんの時代だ。目を世界に向け、足はしっかり現実の大地を踏みしめ、学んで学んで学び抜けと申し上げたい。
御義口伝には仰せである。
「妙の一字の智剣(ちけん)を以(もっ)て生死(しょうじ)煩悩(ぼんのう)の繩(なわ)を切るなり」(御書746㌻)
苦しみや迷いに打ち勝ち、最高の人生をつくる智慧は、題目によって涌現(ゆげん)する。
何があっても、自分を卑下(ひげ)する必要などない。今はじっくり実力をつけ、人格を磨くのだ。
創価の民衆の大地で戦う一つ一つが偉大な歴史となる。それを誇り高く確信し、10年、20年、30年先を目指して、英知と友情の連帯を広げゆくのだ。
 
さらに御義口伝には、「南無妙法蓮華経と唱え奉(たてまつ)るは自身の宮殿に入るなり」(同787㌻)とも明かされている。
仏道修行に励む人は、わが生命の宮殿が輝く。金剛不壊(ふえ)の幸福境涯に住していける。広布のために祈り、教学を研鑽(けんさん)し、対話を貫きゆく日々は、自他共の宮殿を荘厳しているのである。
信心は、急速に、より良く変わっていくための実践だ。
戸田先生は、「たゆまず迸(ほとばし)り、流れ出ずる水の信心であれ!」と言われていた。
若き創価普賢菩薩たる学生部には、「一閻浮提(いちえんぶだい)広布」を前進させゆく使命があり、宿縁がある。インド創価学会の目覚ましい拡大の原動力も、男女学生部である。
 
若き知性の指導者の君よ!
世界の友と誓いのスクラムを組んで、破邪顕正(はじゃけんせい)の鋭い言論を響かせながら、明るく朗らかに勝ち進んでくれたまえ!