【第74回】 「冥の照覧」は厳然 (2015.12.28)

 人の身には同生同名と申す二《ふたり》のつかひを天《てん》生《うま》る時よりつけさせ給いて影の身に・したがふがごとく須臾《しゅゆ》も・はなれず(同生同名御書、1115㌻)
 
通解 人の身には同生同名《どうしょうどうみょう》という二人の使いを天はその人が生まれた時からつけられており、この二人の使いは影が身に従うように、寸時も離れない。
 
同志への指針
 大聖人がおられる佐渡まで夫(四条金吾)を送り出した日眼女《にちげんにょ》への御賞讃である。
 婦人部の皆様をはじめ全同志の奮闘ありて、この一年、世界広宣流布は大いなる躍進を遂げた。人知れず重ねる尊き友の労苦を、諸天も大喝采しているに違いない。
 「冥の照覧」は絶対である。学会活動に無駄はない。必ずや福徳と薫り、感謝と讃嘆の声に包まれるのだ。