【第24回】 宿命転換をかけて今日を勝て (2016.7.4)

今既に得難き人界に生をうけ値い難き仏教を見聞しつ今生をもだしては又何れの世にか生死を離れ菩提を証すべき  (聖愚問答抄、494ページ)
 
(通解)
今すでに得がたい人界に生まれ、あいがたい仏教を拝聴した。
今生をむなしく過ごしたならば、またいつの世に生死の苦しみを離れ、菩提を証得することができようか。
 
同志への指針
一人の人間革命を基盤に、社会に希望の活力を送り、平和の連帯を広げる──こ
れが我らの広宣流布運動である。その原動力は、勇気の声であり、確信の対話だ。
いかなる宿命も誇り高き使命に変える最極の仏法に巡りあえた我らだ。
黙っていては何も変わらない。
自他共の幸福へ、今日という一日を、断固と祈り、語り、勝ち切っていこうではないか!