第33回】 仏法の人間主義を時代精神に (2016.9.23)

法華経は露・涓・井・江・小河・大河・天雨等の一切の水を一滴ももらさぬ大海なり  (報恩抄、324ページ)
 
(通解)
法華経は、露、小さな流れの水、井戸の水、川の水、小さい川、大河、空から降る雨などのあらゆる水を、一滴ももらさず収める大海である。
 
同志への指針
法華経は“大海の経典”である。一切の智慧を包含している。この最極の哲学こそ、無上宝珠を得る直道だ。
教学研鑽に挑む若き友よ! 勇んで行学の二道に励み、仏法の人間主義を学び抜け!
混迷の世の闇を照らす「知勇」と「福智」のリーダーを世界の民衆が待っている。
仏法の大研鑽運動は、人類の未来を開く羅針盤なのだ。