【第2回】 福智輝くロマンの青春道を (2017.1.22)

各地の大雪や荒天による被害に、心からお見舞い申し上げます。
厳寒の中、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」をはじめ、皆さまの健康とご多幸、絶対無事故を、毎日、真剣に祈っております。
 
にぎやかに楽しく女子部のロマン総会が始まった。列島のあの地この地に、青春の希望の舞が躍動する。 
御聖訓に「仏になるみちは善知識(ぜんちしき)にはすぎず」(御書1468ページ)と仰せである。
善知識――善き友と支え合い、励まし合う絆にこそ、「一生成仏」という幸福への確かな軌道(きどう)がある。
このスクラムを手作りで広げる乙女たちの語らいが、どれほど尊(とうとう)く、大切か。
苦楽を分かち合って祈る。共に笑い、共に歌い、共に進む。ここに、孤独や不安を深める現代社会にあって、かけがえのない連帯がある。
草の根の対話は、地味であり、地道である。しかし、草創の女子部のリーダーたちとも、私は語り合った。
――世界広布といっても全ては足元から始まる。足元のできることから一つ一つ着実に積み重ねれば、必ず道は開ける、と。
 
日蓮大聖人が女性の門下に贈られた御文を、あらためて拝読したい。
法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を、いまだきかず法華経を信ずる人の凡夫(ぼんぷ)となる事を」(同1253ページ)
誰もが幸福になるために生まれてきた。
長い一生にあって、どんな厳しい試練(しれん)の冬が襲(おそ)いかかろうとも、断じて負けない。大歓喜の幸の春を、自他共(じたとも)に勝ち開いてみせる
――この「絶対勝利」の福智の光を、わが生命に無限に漲(みなぎ)らせていけるのが、正しき青春の信仰なのである。
幸福は、心で決まる。境涯(きょうがい)で決まる。哲学で決まる。
 
今、目覚ましい発展を続けるインドなど、いずこでも、青年拡大の大いなる原動力は、華陽姉妹(かよう)である。
女子部が一人立てば、「希望の門」が開かれる。家庭に地域に、職場に社会に、さらに世界に未来に、妙法の幸の花は、幾重(いくえ)にも咲(さ)き広がっていくのだ。
さあ、太陽の婦人部を中心に、皆で応援しよう! 世界のどこよりも仲良く麗(うるわ)しく、朗らかな平和のロマンの集いであれ!