【第62回】父母に最高の親孝行を (2017.4.26)

法華経を持つ人は父と母との恩を報ずるなり、我が心には報ずると思はねども此の経の力にて報ずるなり  (上野殿御消息、1528ページ)
 
(通解)
法華経(御本尊)を持つ人は、父と母の恩を報じているのである。
自分の心には父母の恩を報じているとは思わなくても、この経の力によって報じているのである。
 
同志への指針
正しい信仰は最高の親孝行である。「成仏」という永遠の幸福の光を、大恩ある父母に送ることができるからだ。
青年に、背伸びなどいらない。ありのままの自分で、題目を唱えながら、学び鍛え、前進していけばよいのだ。
ここに、わが生命を最大に充実させ、皆に希望と喜びを広げゆける青春がある。
未来を創る君たちよ、朗らかに育ちゆけ!