2017-04-29から1日間の記事一覧
巻頭言 若き君よ!仏法を試みよ 池田 大作 「池田君、何があっても、青春は『当たって砕(くだ)けろ』の勇気でいこぅよ!」 若き日、悪戦苦闘(あくせんくとう)の只中(ただなか)で、敬愛(けいあい)する先輩が声をかけてくれた励(はげ)ましが、今も胸…
試練を越えて 凱歌の花は咲く 君よ 対話の春を舞いに舞いゆけ 調布文化会館を訪れた池田先生ご夫妻を出迎えたのは、誓いを込めた大桜のオブジェ。 師は友の真心に“満開の千年桜の見事さに功徳もかくあれ”と念願した(1992年4月3日) 父母と 試練の坂を…
法華経を持つ人は父と母との恩を報ずるなり、我が心には報ずると思はねども此の経の力にて報ずるなり (上野殿御消息、1528ページ) (通解) 法華経(御本尊)を持つ人は、父と母の恩を報じているのである。 自分の心には父母の恩を報じているとは思わな…
山本伸一の功労者宅を中心とした家庭訪問は続いた。 「敬老の日」である九月十五日には、東京・狛江の草創の同志の家を訪ね、家族と和やかに懇談し、皆で記念のカメラに納まった。 五月以来、既に三十軒目の家庭訪問となっていた。 さらに、狛江文化会館を訪…
山本伸一は、長野の同志に対して、全精魂を注いで激励に次ぐ激励を重ね、八月二十八日、敢闘の九日間を過ごして東京へ戻った。 この長野訪問は、長野広布の歩みのうえでも、創価学会の歴史のうえでも、時代を画する新しいスタートとなった。 しかし、それが…
八月二十七日、山本伸一は、長野研修道場から小諸文化会館を訪れた。 ここでも三回にわたって、三百人ほどの人たちと記念撮影をし、さらに代表と勤行し、懇談した。 伸一は、どこまでも題目第一に、「勇敢なる信心を! 地道なる信心を!」と訴えた。 研修道…
山本伸一が激励した人のなかに、佐久から来た柳坂亘・志津夫妻がいた。 二人は、研修道場の庭の整備のために、伸一の滞在中も、連日のように通って来ていたのである。 亘は、六十歳前後の造園業を営む壮年であった。伸一は夫妻に言った。 「研修道場を大切に…
三台の撮影台を使って写真撮影が行われたが、長野研修道場は長蛇の列が途切れることはなかった。 飯山、長野、上田から、穂高、松本から、塩尻、諏訪から、飯田、伊那から、続々と同志は集って来た。 山本伸一は、記念撮影が終わるたび、皆に声をかけ、語り…