世間の浅き事には身命を失へども大事の仏法なんどには捨る事難し故に仏になる人もなかるべし (佐渡御書、956ページ)
(通解)
世間の浅いことには、命を失うことはあっても、大事な仏法のために命を捨てることは難しい。それ故に仏になる人もいないのである。
同志への指針
人間として生を受けたことが、いかに尊貴な福運か。ゆえに「浅き事」に流されて、悔いを残してはならない。
恩師は私に“若き命を「大事の仏法」に懸けてみよ。絶対に正しき人生を歩める”
と約束くださった。この70年の軌跡が、その証明である。
私も叫びたい。“地涌の若人よ、広宣流布という壮大なロマンの勝利劇を、思う存分に綴りゆけ!”と。