よき出会いが人生を彩る 2017年8月20日
「出会い」は不思議である。
「出会い」で決まる。
私は、戸田先生との出会いを永遠に忘れない。
戸田先生との出会いで、私の一生は決まったのである。
新しい出会いは、新しい人生の「舞台」の開幕である。
ゆえに、縁ある方を大切にし、一回一回、歓喜と感動の劇を、誠心誠意、刻んでいきたい。
私は、お会いした方が少しでも元気になり、晴れ晴れと胸を張って帰っていかれるようにと、祈りを込めて、語らいを進めるのが常である。
「人間」とは、「人と人の間」と書く。
孤独は、気ままなようで、わびしい。
自分の人格も磨かれないし、可能性も開かれない。
いかに豊かな人間関係を築くか──よき人間関係こそ、人生を彩る財産であろう。
「私には親友がいます」と言いきれる人は幸せだ。
お金よりも、地位よりも、名誉よりも、「絶対に心がつながっている」
「絶対に裏切らない」という友人をもっている人こそ、本当に「豊かな人生」である。
一つ一つの出会い、一回一回の生命の交流は、時とともに、私たちの想像を超えるほどの大きな広がりと実りをもたらすものだ。
新しい出会い、新しい交流── そのために大切なのは、打って出る「勇気」である。
世界都市を象徴するかのように万国旗がたなびき、人々が行き交う。
1989年(平成元年)6月、池田大作先生が初訪問した折、カメラに収めた。
先生はグスタフ国王ご夫妻、カールソン首相をはじめ、要人たちと会見を重ねる一方、諸行事の合間を縫って、メンバーのもとへ。
その激励行は今もなお、同志の心に“不滅の原点”として輝く。
一つの出会い、一つの対話、一つの励ましを大切にし、朗らかに友情と信頼を結ぼう。
そこから、新たな勝利の行進は始まる。