第31回 本部幹部会・関西総会への池田先生のメッセージ 2018年2月6日
大歓喜の陣列も一人の励ましから
朗らかに人材と友情の花園を
アメリカの若き「正義の師子」の皆さん、わが永遠の故郷・関西へ本当にようこそ!
見事な大拡大を成し遂げて来日してくれた201人の代表を、あらためて讃嘆し、そして熱烈に大歓迎しようではありませんか!(大拍手)
この時、入会した縁深き方々とご家族のことを、私も妻も66年間、祈り、見守り続けてきました。
それぞれに大功徳を受け、お子さんやお孫さん方も、日本と世界の広布のリーダーと活躍しゆく晴れ姿が、何よりの喜びです。
夜行列車で東京から大阪へ旅立つ彼を、私は駅まで見送り、共に未来を展望しつつ励ましたことも、忘れ得ぬ思い出です。
勝ち鬨を高らかに
愛する関西に、一人また一人、久遠より「誓いの友」を呼び出して、新たな希望の大行進が始まっています。ますます「諸天の旗も色冴えて」、これから、どれほど幸福と栄光の物語が綴られゆくことか。私の心は高鳴ります。
本当におめでとう!
本当にありがとう!
かつて、戸田先生が私に贈って下さった和歌を、きょうは、そのまま不二の宝友に捧げたい。
我が弟子が
折伏行で
築きたる
錦州城を
仰ぐうれしさ
今、我らの誉れの錦州城は、いやまして天高く聳えたりと、みなで勝ち鬨をあげたいと思うが、どうだろうか!(大拍手)
〈参加者全員が立ち上がり、落合関西青年部長の音頭で勝ち鬨をあげた〉
一、ここで、大聖人が大切にされ、牧口先生・戸田先生が心肝に染められた法華経の一節を拝したい。
この「地涌の太陽」は、いったい、どこから昇るのか。
貴族ぶった特権階級でもなければ、閉ざされた伽藍(寺院)でもありません。
広々と開かれた「民衆の大海原」であり、みな平等の「庶民の大地」です。
御本仏ご自身が、「民の家より出でて」と明快に仰せの通りであります。
地涌の太陽は、気取らず飾らず、ありのままで明るく朗らかです。
温かくおおらかに、みんなを分け隔てなく包みます。
不屈の大情熱に燃えて、たゆまず前へ進み、智慧と慈愛の光を惜しみません。
そして、どんな嵐があっても絶対に負けないで、最後は大勝利の晴れわたる笑顔を広げていくのです。
今、深い不安と分断の暗闇に覆われ、凍える人類を、いかに照らし温め、平和の「春の曲」を奏でてゆくか。その希望の陽光は、我らの「民衆仏法」即「世界宗教」にこそあると、私は皆さんと一緒に申し上げたいのであります。
「勝負は勇気だ!」
一、なかんずく世界が待ち望んでやまないのが、「生命尊厳」の哲理を探究し実践する正義の青年たちの熱と力であります。
そして、若き地涌の旭日を、いよいよ「常勝の空 晴ればれと」、輝かせていこうではありませんか!
終わりに、戸田先生が関西婦人部の母たちを励まされた言葉を申し上げたい。
「みんなは地涌の菩薩だ。そう決めて、祈り、楽しく語ってごらん。
必ず、大勢の眷属が現れて仏の陣列に集ってくるよ。勝負は勇気だ!」と。
さあ、一人ももれなく、常勝栄光の未来へ、「いざや前進 恐れなく」。
どうか、お元気で! 風邪など、ひかないように。題目を送ります!(大拍手)