【第22回】仏法研鑽の鍛えの日々を (2018.6.9)

設い一眼の亀の浮木には値うとも・はちすのいとをもって須弥山をば虚空にかくとも法華経を経のごとく説く人にあひがたし(兄弟抄、1080ページ)
 
(通解)
たとえ一眼の亀が浮き木に巡り合うことがあっても、蓮の糸で須弥山を大空に吊すことができたとしても、法華経を経文の通りに説く人に巡り合うことは難しいのである。
 
同志への指針
仏法を誰から学ぶのか。難を恐れず、民衆救済のために戦い続ける人からこそ学ぶのだ。
そこに、魔を打ち破る生命力が涌現する。一生成仏の大直道が開かれるのだ。
創価学会は「御書根本」「如説修行」の教団である。今、世界でも「仏法入門」に挑戦する会友の方々がいる。
生命哲学の真髄を究める大教学運動は、人類を結び、平和の連帯を広げゆく源泉である。