【第39回】 価値創造の智慧を磨いて (2018.6.6)


今いる場所を「宝塔の住処」に
 
晴れ晴れと「6・4」華陽姉妹の記念日を、世界の友と飾る賑(にぎ)やかなスクラムが嬉(うれ)しい。
日蓮大聖人は、「一代聖教の中には法華経第一・法華経の中には女人成仏第一なり」(御書 1311ページ)と明確に仰せである。
広布の行進は、女性の幸福勝利を「第一」とする。その先駆こそ、女子部の皆さんの青春乱舞(らんぶ)なのである。
 
妙法を持(たも)った華陽の皆さんが、現実の生活や仕事の中で、 仏法の福智(ふくち)を生き生きと聡明(そうめい)に発揮(はっき)する姿が、そのまま生命の 「宝塔(ほうとう)」である。自分らしく伸びやかに価値を創造しながら、 今いる場所を「宝塔の住処(じゅうしょ)」 (同1304ページ〕と輝(かがや)かせていこう。
 
青年はたくましき楽観主義で
 
6月は、先師・牧口先生の生誕の月である(6日)。今年は、 先生が広宣流布の戦いを開始されて90年でもある。
創立の父は、戦時中、軍部政府の弾圧(だんあつ)による獄中(ごくちゅう)にあっても、 「心一つで楽しみがあります」 と悠然(ゆうぜん)とつづられた。そして、 カン卜の哲学を精読(せいどく)し、殉教(じゅんきょう)の最後まで学び続けられた。
 
創価とは「無限の向上」で あり、信心とは「限りない希望」 である。いかなる試練(しれん)も、題目を唱えゆく若人は、全てを成長と前進の糧(かて)としていける。
わが後継(こうけい)の青年は、悲観(ひかん)や感傷(かんしょう)とは無縁であれ! たくましき楽観主義で、強く明るく勇敢(ゆうかん)に勝ち越えよ!