【第50回】青年よ旭日たれ! 師子たれ! (2018.11.21)

 
勇気の一歩を踏み出せ
 
わが青年部が「創立の月」を、 見事な行学練磨(ぎょうがくれんま)と人材拡大で勝ち飾(かざ)ってくれた。
一人一人の奮闘(ふんとう)に拍手を送り、讃(たた)えたい。
創立の志(こころざし)は「一人立つ精神」 だ。一人が勇気の一歩を踏(ふ)み出せば、勝利の未来が開かれる。
私は小説『新・人間革命』を、 戸田先生の遺志(いし)を継(つ)いで世界広布へと踏(ふ)み出す、「旭日」の章から書き起こした。  
当時、32。この若き「旭日」の勢いで、 師弟の誓願を果たしゆく生命のバトンを、愛弟子たちに厳然と託したい。
法華経の行者(ぎょうじゃ)は日輪(にちりん)と師子(しし)との如し」(御書1219ページ)である。いよいよ使命の舞台で勝ち光り、わが誓いに走りゆけ!
 
苦楽を分かち合う対話を
 
創立の父・牧ロ先生は、明快(めいかい)に語られた。
「人生に関する問題は対話でなくては相手に通じない」と。
草創以来、学会は、座談会や少人数の会合を大切に、一対一の対話に徹(てっ)してきた。
それゆえに、創価の連192力国・地域に広がったのである。
慌(あわ)ただしい時代である。働き方なども多様だ。
だからこそ、 友の話を丁寧(ていねい)に聞こうとする心の余裕(よゆう)を持ちたいものだ。
誠実に耳を傾(かたむ)ければ、自分も学べる。信頼も集まる。そこから、心を開いた対話が深まる。
自ら足を運び、一人を大切に、 苦楽を分かち合う真の仏道修行を、忍耐強(にんたいつよ)く重ねよう!​​​